99/12/25(土)

廣州行きの切符をゲット

 朝起きて、何の迷いもなく飲茶へ行く事にした。行ったのは近くの「倫敦大酒楼」だ。ここは下町のレストランで、確実に広東語しか通じない。しかし、庶民的なワゴン式の飲茶が楽しめ、僕のように料理の名前を知らなくても、料理を見せてもらって選ぶことができる。


ワゴンに点心を載せおばちゃんが運んでくる。(倫敦大酒楼にて)

 以下にこの日の飲茶メニューを示す。

 飲茶を済ませ、ホンハム駅へ廣州までの切符を買いに行く事にした。バスを調べるとホンハム行きのバスがあったので、これを利用することにした。切符は既に当日分については売り切れであった。せっかく乗るなら中国ご自慢の新時速にしようと頼むと、あっけなく明日のきっぷを手に入れることができた。新時速は最高時速200kmで広州までわずか一時間半で結ぶ直通列車である。全ての席が特等で、HKD230もした。ちなみに、30kmほど行った香港の隣深センから乗ればRMB80とほぼ3分の1の値段となる。香港から深センまで30ドル強だから、やっぱり高いのだが、深センへ歩いてわたるボーダーの町羅湖は最近混雑していて、ひどいと入境に2時間もかかってしまうらしい。まあ、重い荷物を持っているのなら、高い料金を払っても香港から乗る価値はある気がする。 


手に入れた切符

 ホンハム駅を出ると、目の前には香港理工大学の建物が聳え立っていた。そう言えば、香港明星のジジはここの学生だっけ。


香港理工大学の建物。結構きれいな建物で僕の母校なんかと比べると…

 帰りのバスがよくわからないので、尖沙咀まで歩きぶらぶらするも、風邪で体がだるくてたまらず、帰って休息を取ることにした。

 夕方になって起きだし、夕食を食べることにした。昼食抜きだったので2箇所で食べた。まず、下町の食堂に入り、片言の広東語でどの料理がおいしいか聞くと鶏肉ののったご飯を薦められた。最後に"Are you from Japan?"と英語で聞かれた。とても英語しゃべりそうにないお年寄りだったけど、恐るべし香港人である。
 さらに、公仔麺を食べた。何の事はない具がのったインスタントラーメンである。


薦められた鶏ご飯[左]  公仔麺[右]

 この日は風邪気味なのであきらめて早く寝ることにした。テレビをつけるとジャッキーチュン(チェンではありません!)こと張 學友のコンサートの模様をテレビでやっていて見入ってしまった。さすがに歌神といわれるだけあって歌唱力は抜群だった。