2005年5月5日 

プラハ旧市街観光

 まずは朝食。ヨーロッパのホテルは普通朝食が含まれているので、ホテルのレストランに向かって済ませる。


朝食。やっぱりオレンジジュース

 ホテルをチェックアウトし、荷物を預かってもらう。ホテルでもらった無料の案内チラシに本屋が記されていた。日本語のガイドブックがあるとは思えないが、英語ならあるだろうと言うことで地下鉄で本屋へ向かった。
 本屋で英語のガイドブックを入手した後に、そのまま旧市街へ歩いて向かった。まずは興味があった天文時計を探す。


天文時計が埋め込まれた旧市庁舎[左]と天文時計[右]

 広場にはチェコの英雄ヤン・フス像があり、ティーン教会を望むことができる。


旧市街広場。ヤン・フス像がある。[左] ティーン教会を望むことができる。[右]

 なかなか気分がいいのと、多少雨がぽつぽつ来たので広場のカフェで一休み。


イチゴパフェとオレンジジュース

 広場でぼーっとしていると、観光客で溢れ始める。特に天文時計前は凄い人である。大して広い場所ではないので、人口密度は結構である。

 
凄い観光客数

 広場からほど近い場所にカフカの生家があるので行ってみる。


カフカの生家。カフカを記念した碑もある。

 その後ユダヤ人地区へ向かって歩く。広場から5分程度ととても近い。まず目に入ったのは旧新シナゴーグ(要するにユダヤ教の教会)だ。入ることもできるようなのだが、ユダヤ人地区の通しチケットになっているのでやめることにした。


旧新シナゴーグ[左] 集会所[右]

 この後歩いて火薬塔へ向かう。階段で上れるようだが、辛そうなのでやめることにした。


そびえ立つ火薬塔

 この後昨日気に入ったカレル橋へ向かい、遅い昼食を食べることにした。チェコと言えばビール。安くておいしいとの評判なので一番小さいのを併せて頼む。


スパゲティーとビール

 
プラハ城を望む[左] プラハの街角の景色[右]

 その後河畔からまたプラハ城を望む写真を撮る。
 まだ時間的には少し速いが、ホテルに戻り荷物を受け取り、駅に向かった。列車までは1時間強あったのでインターネットカフェに入りインターネットを楽しんだ。
 その後、トイレに行くとお金を払わなくてはいけないのだが(プラハのホテルはたいてい有料)、何かをチェコ後で話しかけてくる。どうやら、用途によって値段が違うらしいが、英語が全く通じず往生する。「トイレット」と叫ぶと高い方の値段を取られ、トイレットペーパーを渡された。どうやら大と小の値段が書いてあって、大と思われたらしい。まあ、大した差ではないので用を足した。

 その後、まだチェコの通貨があまっているので、売店でいろいろ買い足した。列車に乗り込むとこれもオーストリア国鉄の車体で、席は自由席のようだった。


列車(二等)の様子。廊下[左]とコンポーネント[右]


ドイツ語で自由席と書かれていた[左] 乗った列車(ウィーン南駅で)[右]

 列車は定刻通りに出発。途中なぜか、オーストリア入境のスタンプが先に押されて、その後にチェコ出境のスタンプが押された。チェコの警察官は、豪快に見開き真っ白なところにスタンプを押してくれるために、往復で4ページ使い始めてしまうことに。ビザを取る時に困るんだけど…。ちなみに、プラハまでに、チェコの車掌、チェコの警官、オーストリアの車掌、オーストリアの警官と合計4回ビザや切符をチェックされることになる。
 途中列車は数分遅れているようだったが、ウィーンに到着した時点では遅れは取り戻していた。国際列車らしく4時間余りの間に客は何度か入れ替わり、プラハからウィーンまで乗っているのは周りでは私くらいのものだった。
 ウィーン南駅からホテルがあるRenwegまでは近郊電車で向かう。ホテルは簡単に見つけることができた。こうして1日を終えた。