今日は朝が早い。タクシーで駅に向かい、近くの食堂で朝飯に水餃を食べた。
呼和活特(フフホト)駅 水餃
列車は大同発の1456次通遼行きの硬座。始発駅も終点も内蒙古なのだが24時間以上かかるようだ。さすがに中国は広い。余談だが昨日世話してくれたガイドの焦さんの実家は通遼だといっていた。この列車で大同まで向かう。大同につくのは昼頃の予定だ。
食事が遅くなってしまい、プラットホームに到着したのは発車の15分前になってしまっていた。列車の中は既に凄い人。しまったと言った感じ。人をかき分けかき分け自分の席に座っている人に自分の席だと申し出て何とか座った。しかし、網棚に荷物を載せるスペースは既になかった。
大同までの切符[左] 凄い混雑の列車内[右]
列車はほぼ定刻に発車した。外は何もない景色が続く。途中、大学生の3人組が話しかけてきた。彼らは内蒙古農業大学で獣医学科に在籍しているとのこと。夏休みなので実家に帰るんだと。実家に帰るのは春節以来半年ぶりだとか。その他にもいろいろ話した。
こうしてほぼ定刻に目的の大同駅に到着した。大同はフフホトなどよりさらに田舎町だ。駅前にある紅旗大飯店に泊まることにした。一晩150元(2200円)。やはり田舎は安い。ホテルには天津からツアー旅行客が大勢来ていた。
この後近くの店で回鍋肉を食べた。実は炒飯を食べようと思ったのだが、炒麺しかないといわれ、結局回鍋肉にしたのだった。
回鍋肉
この後タクシーに乗って九龍壁に行ってみた。九龍壁はこんな感じ。中国三大九龍壁の一つとガイドブックにはある。後二つは、北京の北海公園、故宮のものらしいが北海公園のは前の北京旅行で見た覚えがある。
九龍壁
この後、鼓楼へ行った。鼓楼とは、古来ここで太鼓を叩いて時を知らせた建物。中国の都市というのは大抵城塞都市で、その中心あたりに鼓楼がある。そして、城壁に沿って○○門というのが存在する。北京しかり、大同しかりだ。
鼓楼[左] 鼓楼内の鼓[右]
そして建物に登った。当然城下の中心地なので大同市街が一望できる。
建設ラッシュが続く大同市内
この後、街をぶらぶらしたが、ひどい雷雨になったので観光を諦めてホテルに戻って一休みした。
その後しきり直して夕食を食べに出かけた。
魚香肉絲とスープ
ホテルに戻り今後のスケジュールを考えた。このまま太原経由で平遙観光に行くには日程的にはきついか。ということで明日の夜遅くの北京行きの夜行を買おうと駅へ向かった。難なくというか硬臥を買うことが出来た。こうして1日を終えた。