朝起き、とりあえず朝飯をと考える。真ん前に台湾担仔麺と掲げられた店があったので入って担仔麺を頼んでみた。小海老の代わりに肉団子が入ってるものの(海から遠い南京では仕方がない。)味は確かに担仔麺だった。
担仔麺
その後一人で、バスを乗り継いで長江大橋へ向かった。南京はあまりごみごみしていなく、超大都会ということでもないので、落ち着きさえ感じられる街だ。
朝の南京(北京西路)
こうしてバスを乗り換え長江大橋へ到着した。しかしこれまた巨大な橋だ。とても川に掛かる橋とは思えないような大きさだ。橋梁の建物の中に入ると毛沢東の像があった。この橋の竣工が1969年だったかで文化大革命の最中だった事もあってか、資料館の資料も政治色が強い感じがした。
巨大な長江大橋[左] 巨大な毛主席[右]
橋の上へはエレベータで登る事ができる。そこから見える長江もまた巨大だ.。この日雲ってガスっている為対岸がしっかり見えないのだ。河口から80kmも上っているにもかかわらずこの大きさである.。
対岸がはっきり見えない[左] 雄大に流れる長江[右]
その後、西苑に戻って南ドンさんと再び合流して、近くの食堂で食事をした。あれ、米がおいしいと思うと、南ドンさんが店の人に指示して米のとぎかたを教えたとか。中国の米がまずかったり、におったりするのは一つにはその調理法に問題があるらしい。中国では米はどちらかというと料理の添え物で脇役だから日本人ほどこだわりがないのかもしれない。
食事の後、南ドンさんとともに中山陵へ向かった。字のとおり、中華民国建国の父孫文がここに埋葬されている。孫文は南京を愛し、遺言によりここに埋葬されたとか。しかし、非常に巨大な墓だ.。近代の皇帝といった感じ。
非常に巨大な中山陵[左] てっぺんから眼下を望む[右]
さすがに疲れたので、観光用の車(遊園地などを走るようなの)に乗って、明孝陵へ向かった。明の前半は南京に首都が置かれたためここにあるとの事。
明孝陵とその参堂
この後バスに乗って、夫子廟などを回った後に南ドンさんの奥さんと合流して、火鍋を食べに行く事になった。火鍋の発祥は四川との事でかなり辛かった。そして、次の日は夕方までおなかが低調であった。何事も経験ですね。
夫子廟[左]とその前に広がる繁華街の賑わい[右]
火鍋[左]とその食材[右]
この後、南ドンさん夫妻と別れ、南京での観光は幕を閉じた。本当に今回南ドンさんご夫妻にはお世話になりました。