01/1/6(星期六)

風邪ひき君が行く

 一時はどうなる事かと思ったというのが正直なところ。予防注射を一回受けておいたためか最悪動けなくなって行き倒れという事態は避ける事が出来た。最悪香港行きの飛行機に乗ってそのまま1/7に泊まる予定のグランドタワーに先回りして2晩泊まって治そうかと思ったほどだったが。
 チェックアウトの後、タクシーに乗って空港へ向かった運転手さんは話し好きで、昨日風邪引いて非常に気分が悪い熱もあって薬飲んだんだというと窓を閉めてくれた。
 空港うに到着しまだ時間があったのでとりあえず朝飯としてジュースを飲んだ後、ぼーっと休んでいた。しかし、厦門空港は旅行客も多くいでたちもよい人が多い、改革開放経済がとりあえず順調である事を感じる。厦門空港はインターネットカフェもあるし、上位クラスの乗客のためのラウンジもある。
 今度の飛行機は中国西南航空。飛行機は行きはB-757だったが帰りは737でエコノミーしかないし、小ささを感じる。

 こうしてとりあえず広州空港へ到着した。タクシーを拾い広州東駅へ。

広州東駅
広州東駅到着

 さすがに腹も減ったので駅前の食堂で北方水餃を食べた。広州で水餃とは…。

北方水餃
北方水餃

 この後、深センまでの切符を買った。しかし、おばちゃんが広東語で「むごーい!」といって割り込んでくるのはいかにも広州だ。列車に乗って1時間ちょいで深センだ。この間は非常に多くの列車が運行されているし近いもんだ。
 今回風邪でしんどかったので、深セン駅の建物内にある港龍大酒店に決めチェックインした。ここも三ツ星のプレートが飾られていたが、厦門の鷺江賓館よりは下だと思う。場所はとってもいいけれど。
 とりあえず外に出て飯を食べた、炒飯だ。こんな感じ。しかし、どうやら僕は中国人ではなく香港人に見えるようで、北京語で話し掛けても返ってくる返事はみな広東語。なんか深センってくるたびに香港化している感じ。ちなみに香港も北京語で話し掛けても通じるしこっちはこっちで大陸化が進んでいると思う。

炒飯
炒飯はこんな感じ

 食後はホテルに戻って休む事にした。風邪だから仕方がない・・・。

 目覚めると夜。確か、深センにはセブンイレブンがあったはずと街をうろうろする。何とか見つけたが食うものはたいしたものがなくてがっくり…。夜道を歩くと旧暦では年も暮ということでこんなものも売っていた。正月には欠かせないのか。

爆竹?
爆竹?
 この御、ホテルに戻り休む事とした。

01/1/6(星期天)

 朝起きて、チェックアウトをして香港を目指す事にした。何度も行き来したが、歩いて国境(単なるボーダーかな)を渡り、香港へ入境。そしてKCRに乗って香港の中心を目指した。今日の夜のホテルが最初の晩と同じモンコックのグランドタワーホテルにとってあったが。朝も10時だというのにあっさりチェックインが出来た。朝飯がまだだったので、近くにある倫敦大酒楼で飲茶をした。

点心点心点心
今回最初で最後になってしまった飲茶

その後チムシャツイのHMVでCDやDVDを物色し、昼食をチェーン店のスパゲッティー屋ですませた。その後ホテルに戻り一眠り。やっぱり風邪なのでだるい。おきてからボーっとチムシャツイに向かいそういえばスターフェリーに乗っていなかったなということでスターフェリーでセントラルへ向かった。いまやスターフェリーもオクトパスカードで乗れてしまうから凄い。
 道を歩いていると赤柱(スタンレー)へのバスがあるので乗ってみることにした。スタンレーには行った事はなかった。バスは、いかにも香港島南岸の路線らしくワインディングロードをひた走る。こうして市がたつスタンレーに到着したが特に面白くも何ともない。周りは白人居住区なので白人用の市場みたいなものだ。個人的には女人街や男人街のほうがはるかに面白いと思った。

スタンレー
退屈なスタンレー

 その後、モンコックへ戻って夕食にした。街の食堂でサーロインステーキを食べたがまずかった…。


見かけよりまずいステーキ

 この後、女人街などのナイトマーケットでいくつか物色した後ホテルに帰って眠る事にした。明日は早い…。

01/1/7(星期一)

 朝起きてチェックアウトをし、エアバス乗り場へ向かう。すぐ真ん前だ。程なくしてバスがやってきたので乗り込み、空港へ向かった。バスとはいえ乗り換えを考えなくて行けるからモンコックも捨てたもんではない。個人的には下町を歩くのが好きなのであっていると思う。
 機内食はこんな感じ。

機内食
機内食

 こうして関空へ到着し今回の旅行は終わった。やはり、風邪を引いたのは余計だった。そして予防接種を打ってあったのは不幸中の幸いだったと思う。さすがにインフルエンザだと症状が激しいのでその場所で動けなくなってしまったらたまらない。

 いろいろあった旅行だったが、やはり厦門(アモイ)の街の美しさは印象的だった。中国の景観都市だったかにも選定されているところであるから是非足を伸ばされてみる事をお勧めします。経済的にも発展した都市だし、こんな中国もあったのかと感動する事でしょう。

追記

為替レートの比較
日付
交換方法
レート
1/3
香港中港城の両替商で日本円現金
14.33円/RMB
1/3
深セン空港の中国銀行ATMでCITIBANK口座より引き落とし
14.69円/RMB
1/6
CITIBANK VISAカードでクレジットカード決済
14.34円/RMB

 この比較から、香港で人民元を手に入れるのは悪くない選択のようです。そもそも、中港城は中国へ出かける客が使用するターミナルなので空港などと同様ここの両替商のレートは悪いことは予想されます。しかし、現実にはクレジットカードと大して変わらないレートです。CITIBANKのワールドキャッシュカードは確かに便利ですがレートは若干悪いようです。