2005年2月10日 

初めてのバンコクへ

 今回の旅行は友人Tと初めてのタイ、バンコクへ出かける。彼は何度か行ったことがあるそうだが、自分は初めてのタイだ。私は名古屋発のJALで、彼はシンガポール経由でバンコクに向かう。
 名駅でフィルムを買ったりしていたらすっかり時間がなくなってしまい、昼食を取る時間がなくなってしまった。それでも、1時間半前までには空港に到着した。入境手続きはがらがらのために20分足らずで終えた。まだ1時間余り時間があり昼食を摂りたいのだが、はっきり言ってこの名古屋空港、搭乗口付近には何もないのだ。一つやる気のない店があってうどんが食えるが、暖かい食べ物というのはこの国際線ロビーではこのうどんだけだ。仕方がないのでこのうどんを食べることにする。名古屋空港もあと1週間で新空港に移るため、ここのうどんも食べ納めである。
 時間になり搭乗となった。残念ながら窓際で狭い席だ。B767で液晶モニター付きだが、話によると椅子が分厚い分かえって狭いそうだ。隣に座った親父が横にでかいので邪魔である…。乗ってすぐに、向かい風が強いために到着が30分ほど遅れるとアナウンスがあった。友人の飛行機はシンガポール経由ではいるわけだから、遅れることはないだろう。しかし、まあ30分なら大丈夫だろうと考えた。
 機内食はこんな感じ。あまりJALって好きになれない。「沈まぬ太陽」を読んだからかも知れないが。


鶏肉の機内食

 こうして約6時間。飛行機は結局10分ほど定刻より遅れてバンコク空港に到着した。
 入境手続きを済ませて到着ホールへ出る。友人とはターミナル2側のコーヒーショップで待ち合わせだ。もともと友人の方が15分ほど遅れて到着するはずだと聞いていたが、こちらが10分遅れたせいでその差はほとんどない。ホールをターミナル2の方向へ歩いていくと係員に止められた。パスポートを見せると無罪放免されたが、バゲッジクレームの方へ逆流する客を見張っているのだろう。
 ターミナル2へ行く途中の銀行の窓口で両替をした。空港にしては両替レートは悪くないようだ。
 待ち合わせ場所であるコーヒーショップを探したが見あたらない。どうやら構造が変わっているようだ。さすがは地球の迷い方である。仕方がないので本来の場所から比較的近いバーの前で待つことにした。そこにはモニターがあり、到着した飛行機の情報が見られるのだが、友人が乗っているであろうシンガポール航空の便もすでに到着していた。もう少しだなと思い、さらに待つとしばらくして友人がやってきた。彼曰く、シンガポール、チャンギ空港の出発時に混んでいて、滑走路にはいるのに30分くらいかかったそうだ。
 2人でタクシー乗り場に向かい、コンラッドホテルまで行くことにした。私にしては珍しく高級ホテルである。途中、高速代として100B取られたが本当は60Bのようで、40B余分に取られていることになる。
 30分ほどだろうか、コンラッドホテルに到着した。1泊目は予約通りエグゼクティブフロアーで宿泊、2泊目は通常のフロアーとなった。


ホテルの部屋。ガラス張りの風呂[右]

 部屋に荷物を置いたあとに腹も減ったのでホテルの外に出てみることにした。しかし、住宅地のようであたりに何もない。しばらく行くと大通りに出て、ガソリンスタンドに店が併設されているのを見つけ、そこで買い物をした。その後ホテルに戻り、一日を終えた。