02/7/28(日)

大草原 内モンゴルへ


 今回は出発までに気をもむ事が三つばかり。
 一つ目はハードな出張で胃腸を弱めていたこと。会社の診療所で薬をもらっておくことにした。
 二つ目はは台風の進路だった。結局台風は弱まり、なおかつ山東半島南部の辺りへ向かったので影響はなかった。
 三つ目は今年四月に入院して処置した腎臓結石の最後の残骸が落ちてきていたことだ。しかし、これは薬を持っていく以外どうしようもない。
 今回はNWのマイレージプログラムで中国国際航空の航空券を手配した。行きは名古屋から北京乗り継ぎで内モンゴル自治区の区都フフホトまで。帰りは北京での観光をしたかったので北京から名古屋だ。
 行きは北京空港で乗り換えるのだが、時間は二時間半。なんか自分が乗るときはCAはよく遅れるので心配であった。
 名古屋を13:00発で空港には充分前についたが、名古屋空港はがらがらだった。新しい空港を作るというのに大丈夫だろうか。


夏休みなのにがらがらの名古屋空港

 結局、飛行機は30分ほど遅れて到着した。このままの遅れなら問題はないはず。飛行機はB737-300。国際線でこんな小さな飛行機に乗るのは初めてだ。


30分遅れて到着したCAのB737-300

 結局離陸したのも30分ほど遅れてだった。機内食はこんな感じ。名古屋で積み込んだもののよう。加工品は日本製だったので。

機内食はこんな感じ

 どうでもいいんですが、空姐(スッチー)はなにも迷うことなく中国語で話しかけてくる…。
 こうして離陸後2時間半、北京に到着。しかし、台風崩れの雲のせいで降りてくる途中、全く視界がきかなかった。
 入国審査をすませ、手荷物受け取りのターンテーブルの横にある自動両替機で両替した。これは、日本円の紙幣を入れると両替してくれる。ただし、一台止まっていたのと、一枚一枚しか両替できないのは不便だと感じた。ただ、この前のように飛行機が遅れて到着して銀行窓口が閉まっている場合などは便利だと思う。
 フフホトまでの国内線に乗るために国内線出発へ向かう。空港内はもの凄い人。中国人も豊かになり飛行機で出かける人が増えているのだろう。名古屋空港との差が際だつ。


もの凄い人の北京首都空港国内線出発ロビー

 ディスプレーでこれから乗る飛行機を確認しようと眺めると、まだ表示されていない。どうやら、1時間前にならないと表示されないらしい。そのため待つことにした。ところがこれがいけなかったようで、ディスプレーに表示されるやいなやチェックインカウンターに向かった。と言ってもCA便すべてどこでチェックインしてもよかったようだ。チェックイン後セキュリティー検査に向かうももの凄い人。結局入国審査より長い時間を要した。ダッシュで搭乗口へ向かうと離陸20分前で、既に皆乗り込んだ後だった。何とかセーフだったがあせった。国内線のチャックイン+セキュリティチェックに30分以上かかったようだ。しかし、すでに皆乗り込んでいたと言うことはチェックインはあのディスプレーに表示される前に行っていたと言うことだろう。
 飛行機に乗ると日本人家族づれもいた。中国駐在員だろうか。
 離陸して1時間。ほぼ定刻にフフホトに到着した。狭い空港で空港の外は草原のようになっている。こんな空港初めてだ。


狭いフフホト空港 外は草原


 バスに乗り市内へ向かうことにした。すると車内でおじいさん(65歳ぐらい)が何か言う。聞き返すと間髪入れずに「Open the window. 暑いですねえ。」と英語と日本語を話した。いったい何者…。中国へは何度も旅行しているが、あまり日本語ができる人と出会った覚えはない。
 こうして、市内に到着し、昭君大酒店へ向かった。事前に日本でネット予約しておいたものだ。3つ星クラスでまずまず。


昭君大酒店

 部屋を出て街を歩いてみることにした。まず向かいに本屋があったので地図があるか聞いてみるとなんと店番の女性は日本語を話すことができた。なぜこんなに日本語を話せる人が多いのか。
 市内で炒飯を食べてみたがいまいち…


炒飯 いまいち…

 この後ホテルに戻って一日を終えた。