E-Inkのディスプレイを搭載したONYX BOOX Leafを思わず衝動買いした。これだ。
ちょうど電子書籍リーダーを探していて、これが以下の点で目を引いて迷った挙句購入した。迷わなければ32,800円で購入できたかもしれないが、私が購入した時点の価格は2000円増しの34,800円だった。
気になったBOOX Leafの特長
- 軽い。本体はわずか170g。今までBOOX Leaf以外に7-8インチのタブレットを通算3台所有してきたが、その重量はおよそ300g程度。この170gだと最近肥大化激しいスマホと変わらない。
- 白黒だがE-Inkは見やすそう。不眠持ちの私は夜(眠れなくなるから)ディスプレイを見るなと主治医に言われているが、これは優しそうだ。
一方で気になった点は
- 割高感がある。7インチで白黒で3.48万円はやはり高い。
- E-Inkの応答性の悪さがどの程度か?
だ。それで実際購入してよかったこと、悪かったことを列記すると、
- Google playが使えるようにするには一手間かかる。しかも、ちゃんとGoogleに認証されるまでの時間は、人により違い、私の場合は数分だったが、2-3日かかるケースもあるらしい。なのでこの手のものに詳しくない人にはとても勧められない。
- E-Inkは見やすい。画面も明るくなく目に優しい。これは本当に良かった。
- Googleさえ通れば、Andoroidタブレットみたいなものになるので、楽天Koboだろうと、Amazon Kindleだろうとアプリを入れてマルチプラットフォームの電子書籍になる。
- 専用ケースは同時購入すべき(SKTなら同時購入で半額になるし)。物理ボタンを使ってページめくりするなら、音量ボタンでページめくりに対応しているアプリである必要がある。残念ながら私がたくさん本を買っているKoboは対応していない。
- 動作が相当に重い。これは処理がもたつくことと、E-Inkディスプレイの挙動との両方の欠点の相乗効果と思う。ここまで重いスマホはないので、人によっては耐えられないかも。例えば画面をスワイプで通知を消すのような操作はかなり厳しい。
- バッテリーはそれなりの感じ。例えば、前に所有していたHuawei Mediapad M5よりは早く消費する。一方で電子書籍の閲覧の様な動作はまあまあ持つので、それほど気になるわけでもない。
こんなところだろうか。長所と短所がはっきりしているので好き嫌いが分かれそうなデバイスだと思う。個人的にはまあまあ気に入っている。
参考までに動作確認できたのは、(但し、念入りに検証していないのであくまで参考に)
- 楽天Kobo
- Amazon Kindle
- Reader by SONY
- ebookjapan
- BookLive
- 読書尚友 Free
なお、私のスマホは、Google Pixel 5aだが、本機との間でBluetoothテザリングは問題なくできた。Wifiデザリングはスマホバッテリの消費が激しいので、やはりBluetoothがいい。
安い買い物でもないし、購入を検討される方は、E-Inkディスプレイの長所、短所や動作の重さなどをある程度調べた上で購入されることをお勧めする。