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PR-S300NEでLAN内DNSを使用する


私はこのページでもわかるように、NAS(DS218+)でサイトを公開している。使用しているのはフレッツ光ネクストで、ルーターもNTT西日本から提供されるPR-S300NEを使用している。

同一LAN内のPC等から公開サイトのアドレスにアクセスすると、名前解決ができない。直接IPアドレスを打つか、各クライアントのhostsファイルに名前解決できるよう書き込む方法が考えられるが、いずれも非常に面倒である。

私が使用しているNASであるSynology DS218+にはDNSサーバー構築の機能があるので、NASを宅内DNSサーバーにしてみた。

固定IPで接続している機器は、DNSアドレスをNASのIPアドレスに変えればよいだけで以上で終わり。一方でPR-S300NEのDHCPサーバー機能を用いてIPアドレスの割当をされている場合は、当たり前だが、DNSサーバーIPアドレス=PR-S300NEのIPアドレスとして設定されてしまい、これでは名前解決はできない。

PR-S300NEのページを見ると、以下のDNS設定項目が見つかった。

上図赤字で「ここ」と記したプライマリDNSの位置にNASのIPアドレスを書けばよいのだろうと設定した。ところがいざ、PR-S300NEのDHCPサーバー機能を用いてクライアントがIPアドレスの割当を受けると、DNSサーバーアドレスもPR-S300NEのIPアドレスが割当てられて、宅内サーバーの名前解決ができない事が分かった。PR-S300NEのDHCPサーバー機能を殺して、NASのDHCPサーバ機能を使う手も考えられるが、たまにNASは再起動させるので、できれば避けたい。色々と調べてみると、


PR-S300NEの静的ルーティング設定で、上図の通り解決したいドメイン名と、ルーター(PR-S300NE)のIPアドレスを指定し、有効にすることで解決することが分かった。上図の静的ルーティング設定を有効にしても、PR-S300NEのDHCPによりIPアドレスが割り当てられたクライアントのDNSのIPアドレスはPR-S300NEのIPアドレスであって、NASのIPアドレスにはならないが、問題なく名前解決できるようになった。


DS218+で家庭内DNSを構築


このページを考えれば分かるが、私はSynology DS218+でホームページやblogを外部公開している。その際にSynologyが提供するDDNSを用いている。

以下は、DS218+でDNSを構築したときの備忘録だ。

私の家庭ネットワーク構成だが、

ルーター:NTT西のPR-S300NE(従前のDNSであり、DHCPサーバー)
NAS:Synology DS218+
IPアドレスの割当は、家に置きっぱなしのもの(レコーダー、デスクトップPC)は、固定IP、外に持ち出す、ノートPC、タブレット、スマホはDHCPによる割当を用いていた。

これで自公開ページを閲覧しようとすると、DDNSによるアドレスでは不可で、Windowsに関してはhostsファイル、さらに外に持ち出すPCにはHosts File Manaerでhostsファイルを切り替えて対応してきた。

正直、使い勝手は悪い。今どきhostsファイルの切り替え(実質書き換え)は、ウイルス監視ソフトの対象にもなる。加えてWindowsは何とか出来るが、Androidのスマホやタブレットはrootでも取らない限り無理のようだ。これでは使い勝手が悪いので家庭内DNS導入に至った。

まずはDS218+にDNSをインストール及び設定するのだが、以下のページ(DS218Jでの構築例)に詳細に書かれている。

次に自宅のLANのDHCPをDS218+に切り替えた。今までのPR-S300NE上のDHCP機能を殺し、DS218+でDHCPを有効にする。DS218+自身のIPアドレスをDNSに指定しておけば、DHCPでIPアドレスが割り当てられる際に、DS218+のDNSを指定できることを確認できた。

これで外に持ち出すPCも、Andoroidもシームレスで自分の公開ページにアクセスできるし、便利になった。

(2020/5/26追記)
しかし、この記事にはオチがあり、ルーター(NTT西日本のPR-S300NE)のDHCP機能を用いてIPアドレスを割り当てると、DNSサーバーアドレスもルーターと同じIPアドレスしか割り当てられないことに気がついた。この解決法は以下参照。


結局DS218+をHyper Backupで復元、WordPressデータは…


昨日は、DS215jからDS218+への移行がディスクで可能だと書いた。

しかし、ディスクフォーマットは、ext4のまま。せっかくのBrtfsにならないけれどまあいいかと思っていた。しかし調べてみると、Brtfsじゃないと使えないアプリがあることに気がついた。

DS218+にした意味が半減する。

そう思って、Hyper Backupから復元を用いてディスクフォーマットをBrtfsにすることにした。参考にしたのは以下の記事の後半、「バックアップから戻す」の部分。

バックアップは定期的に作成しているので、パーティションの削除を行う。その前に、アプリやら共有フォルダ設定やらを削除/解除しておかないと、パーティションの削除はできない。

パーティションを削除したら、Brtfsフォーマットでパーティションを作成。そして、Hyper Backupをインストールして、外付けHDDから復元した。必要時間は容量にもよるが、私の場合300GB強だったので、3-4時間で完了した。

Hyper Backupで復元できないものがある。例えばWordpressだ。それでWordpressをインストールしようとすると、既にMariaDB10内にデータベースがあるからとエラーが出てWordpressをインストールできない。そう、MariaDB10内のデータは復元されているからだ。

困って悩んで考えたのが以下の手順。

  1. MariaDB10内のデータベースデータを削除
  2. WordPressをインストール
  3. Hyper backupでMariaDB10とwebフォルダ(当然にwordpressも使用している)を復元

これでなんとか元に戻った。やれやれだ。まだ増設メモリが届いたところで取り付けてないし、これからトラブルがないことを祈りたい。


DS215jからDS218+へ移行


DS215jでは物足りなくなってきた事もあり思い切ってDS218+へ移行することにした。

HDDは流用しようと思うのだが、CPUも違うし、SynologyのKBによると、HDD移行はできず、この機種間だとHyper Backupしか手がないように読める。

私の場合、4TBの外付けUSB-HDDが繋ぎっぱなしで、そこにHyper Backupデータを普段から入れるようにしているので、ここから復元すれば良いと考えた。念の為メインで使用しているWindows PCにもHyper Backupのデータは保管しておいた。加えて、Synologyのサイトに従って、設定のバックアップ(拡張子dss)も保存しておいた。

DS215jからSHRで組まれた2台の2TB HDDを取り出し、DS218+に取り付け起動する。PCのブラウザから接続し、指示に従っていくと、DS215jのデータが見つかりました。マイグレート可能ですのような表示が出るではないか。

これは儲けものと迷わずmigrateを選択。すると、OSなどがインストールされ?10分程で再起動。但し、IPアドレスは固定IPを割り振っていたのだが、DHCPから取得されていた。

加えてパッケージセンターでは、20個以上のアプリが修復必要と表示された。しかし、一つ一つ復元をしていくと全てのアプリが正常動作するようになった。

WordPressのデータも特に問題はないようだった。その他に実施したのは、

IPアドレスもDS215jで使用していたものに設定し直し。
DDNSの再設定
QuickConnectを有効に
Driveの設定し直し(クライアントのPCで)
Synologyアカウントでの旧使用機種削除と新使用機種追加

あたりで、今のところ問題なく動作しているように見える。

但し、Audio Station、Photo Stationの再インデックス化を実施しているのか、HDDのアクセスランプは激しく点滅している。

いずれにしても、1時間余で全作業が完了してしまいあっけなかった。Synologyサイトではできないことになっているのだが、DSM6.2では異なるシリーズ間でもHDDによる移行が可能なのは本当に助かった。


パイオニアXC-HM86を購入(2)


ということでXC-HM86を使い込んでみたが結構いい感じ。私は音源をFLACでSynologyのDS215jに入れているが、まずFLACの作り方。私のようなおじさん世代は、やはり音源はCDなので、CDからリッピングということになる。せっかくなのでFLACにしようと何でエンコードするのが良いか調べたところ、ソニーからウォークマン用のMusic Centerが提供されていて、これが何気によかった。iTunes同様に、ユーザーでなくとも自由に使うことができる。

Music Centerは楽曲情報や、ジャケット画像も紐づけてくれる。もしジャケット画像がなかったら、MP3tagを用いて埋め込めばよいと思う。

これで、NASにHM86からアクセスすれば、DLNA機能で再生できると思うが、ジャケット画像が表示されないこともある。この場合は、SynologyのNAS側の問題だ。2つ手がある。

一つは、NASにアクセスし、コントロールパネルーメディアインデックス付けー再インデックスで全てのインデックスをつけなおすこと。但し、動画や写真を入れている人はこれらも再生成されるために猛烈な時間を要することに注意が必要だ。

もう一つは、音楽フォルダに、ジャケット画像を置いて、Music Stationから、楽曲ファイルを選択しつつ、操作ー曲の情報ーカバーでジャケット画像の場所を指定して直接指定するやり方。複数ファイル同時に指定できるので、アルバムごとになると思うが、手作業となる。但し、カバー画像を認識していれば、アイコンがカバー画像になって表示されるので、その点はわかりやすいと思う。

再生は、スマホ(私はアンドロイド)のアプリのほうが、リモコンよりも格段に使いやすいと思った。

こんな感じで、FLACを用いたミュージックボックス作成と、ジュークボックスのようなHM86となりとても重宝している。


パイオニアXC-HM86を購入(1)


15年ほど前に買ったONKYOのINTEC205のCDチェンジャーが完全に壊れた。メーカーはとっくの昔に見限っていて修理はできないし、せっかくSynologyのnasに入れたFLAC音楽ファイルがあるのだからと、CDプレーヤー兼アンプ兼ラジオ兼DLNAプレーヤーを探したら、Pioneerブランドでちょうどいいのが見つかった。XC-HM86だ。

実はXC-HM86には下位機種XC-HM76と実質の上位機種NC-50がある。

XC-HM76とは説明書が兼用になっている事からわかる通り、機能は全く同一だ。但し、XC-HM76はスピーカーが同梱される(XC-HM86はスピーカー別売)点が異なる。スピーカー同梱で、XC-HM86よりやや安い価格設定なので、その分アンプ等の性能が抑えられている印象だ。自分の場合、スピーカーはINTECのD-102TXというスピーカーをそのまま流用することにしたので、XC-HM86の方が都合がよい。

一方の上位機種のNC-50は、フォーン入力端子、デジタル同軸入力端子等が備わり、アンプもさらに高級なようだが(但し実用最大出力はXC-HM86の方が大きい。)、入力端子群にも、さらなる高級なアンプにも興味がなかったので、XC-HM86にした。

いろいろと、注意が必要な点、特にSynologyのDLNAの設定や作業など留意することはあった。これはXC-HM86の問題というよりは、SynologyのMusic Station(DLNAサーバー)の問題だ。いずれにしてもXC-HM86をとても気に入った。

オーディオ事業が不振だというのもわかる気がする。これだけのものが実売3万円台で売られている。私が中学生の頃ならラジカセがやっと買える価格だった。本当に安くなったと思う。

留意点や使用感などはまた別記事にする予定だ。


中国でGoogleやFacebook


ご存じの通り、中国ではインターネット接続に対する規制が存在し、GoogleやFacebookには普通には接続できない。

今回スマホに関してはアマゾンで買った香港China UnicomのSIMをNexus 5xに差してローミングすることで問題なく接続できることを確認した。China Unicomは3GがW-CDMAなので、バンドさえ合えば、日本のSIMフリースマホで行ける可能性が高い。この点、China Mobileは方式まで違うから香港版があるかは置いておいても要注意だ。参考までに開通の連絡はSMSで来ることから、SMSサービスを利用できないにしても、セルスタンバイ問題は発生しないような気がする(Nexus 5xでは発生しないとされている。)。

一方でSIMのないWindowsタブレットは、もちろんNexusでテザリングしてもよいのだが、自宅のSynology DS215jにVPNサーバーを立てて自宅経由で接続することで回避できることを確認した。暗号化も、PPPTP 、L2TP/IPSECいずれでも可能なようだ。

2016/12/31追記

甘粛省嘉峪関市で経験したのですが、平日の夜中心に海外インターネットアクセスが混みあって不安定になるようです。この結果、中国から海外サーバーに接続する必要があるLINEのチャットや無料電話、日本のIP電話、Facebookはあまりあてになりません。これは、香港SIM、ホテルのネットサービスいずれでも同じ結果でした。


DS215jにsMedio DTCP Moveをインストール


IODATA REC-ON EX-BCTX2を導入したことで、nasneの使用をやめようかと思案している。しかしnasneに録画したファイルが結構あり、今さら有料のSONY謹製のアプリを購入する気にはなれない。そこでSynology社のnas DS215jにsMedio DTCP Moveをインストールして、ここにムーブすることを試みることにした。

DS215jのsMedio DTCP Moveは有料で、US$8.5だった。PayPal経由で簡単に決済でき、すぐにインストール-使用は可能だった。ググっていただければ分かる通り、sMedio DTCP Moveからnasneにアクセスすることで簡単にムーブは出来た。忘れてはならないのは、nasに移動した録画ファイルは一切他に移動できないこと。nasは冗長度が高く安全な格納場所だとは思うが、BD-Rに焼くことすら出来ない(DiXiM BD Burner 2013というソフトウエアが存在するが、既に販売終了しており、2017年末には使用できなくなるために、考慮しない。)。一方で、当然nasにムーブすることで、ダビング10のコピー可能回数は1回分減る。

nasneからの移動まではスムーズに行ったが、これを再生できる環境は限られているようだ。以下の表は録画ソースとして、nasneの3倍モードで録画したものを、sMedio DTCP Move@DS215jにムーブした上で、各DTCP-IPクライアントでの再生可否を示したものだ。DRモードで録画してnasにムーブした場合はまた異なるものと思われる。

再生環境(DTCP-IPクライアント) 再生可否 備考
SONY BDP-S6500 ソニーのBDプレーヤー
デレキングプレイ@Windows 10(64bit) IODATA REC-ON用再生アプリ
テレプレ@Andoroid 7(nexus 5x)

テレプレ@Andoroid 6(SONY Xperia Z3 Tablet Compact グローバル版)

いずれも

IODATA REC-ON用再生アプリ
TV&Video Side View@Andoroid 7(nexus 5x)

TV&Video Side View@Andoroid 6(SONY Xperia Z3 Tablet Compact グローバル版)

いずれも

nasne用再生アプリ
Panasonic VIERA TH-L42E60 →○
(2017/10/22変更)
Panasonicのテレビ
SONY BRAVIA KDL-22EX420 SONYのテレビ

なお、nasne本体上の録画ファイルの再生、REC-ON EX-BCTX2に接続したUSB HDDのファイルの再生は上記いずれのクライアントでも再生できることを確認している。残念ながら、互換性は低く、あくまでも私が所有する範囲での話だが、Android上のアプリは全滅、テレビも全滅だった。但し、Android用に有償アプリsMedio TV Suite for Androidがあるので、このアプリを購入すれば、再生できる可能性は高いと想像する。今のところ購入予定はないのだが。

sMedio DTCP Moveは返金も可能なようなので、互換性を確認しつつ、結果が悪ければ返金を前提に購入を最終決定するのも良いかもしれない。

(2017/11/18再訂正)
IODATA REC-ON EX-BCTX2にもDTCP-IPクライアント機能があることを知り、試しましたが、結果は再生できませんできました。なお、Panasonic VIERA TH-L42E60から再度試すと再生できたので変更しました。


Windows 10でVPN(L2TP/IPSec)接続する際のレジストリ設定(備忘録)


一通りの設定を行っても、どうしてもVPN(L2TP/IPSec)接続できない場合(例えば、アンドロイド端末からは接続できる)、以下のレジストリ設定を行う。これはルーターの奥にVPNサーバーを置く場合の設定で、Windows 7や8.1でも同様らしい。VPNサーバーにはSynology DS215j(DSM6.0.2)を用いた。

  1. regeditでレジストリエディタ-を起動。
  2. HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\PolicyAgentを開く。
  3. PolicyAgentにAssumeUDPEncapsulationContextOnSendRuleキーがある場合は、その値を2に、ない場合は新規-DWORD(32ビット)値で前述キーを追加して、値を2に設定。(下図参照)
  4. PCを再起動して、VPN接続。

reg

以上です。

 


WordPress(blog)データ消失


いやはや、SynologyのDS215jにWordPressをインストールしてblogを始めたは良いですが、サーバー元となるSynologyのOSアップグレード時におかしくなって、データを失いました。。。OS更新前にバックアップ取っておかなかった私は間抜けです。

まだ数件しかなかったですが、データを逸失した時はあまりの脱力感で、いっそこのままやめようかと一度はアンインストールしたのですが、また再開している自分がいました。ぼちぼち戻していきますが、データが残っていない以上、前と同じ内容にはならないと思います…。

しかし、当たり前かもしれませんが、WordPressを自分で運用するような方は、その(WordPressの)情報をどんどんブログに上げるので、情報を探すのは割と楽ですね。