NEC WindowsタブレットTW708/CASの技適非表示問題


私は、旅行用にNEC WindowsタブレットTW708/CASを使用している。OSは32bitながら、最新のWindows 10(この4月のアップデートにも対応)で動作し、フラッシュROM容量も64Gbyteあるし、画面もFHDだから、なかなか重宝している。しかし人気は出ずに後継機は存在しない。

ところが最近ある問題が某掲示板でとりあげられている。技適表示が確認できないと注釈を出した上で本機種を中古品として売られているのを目撃された事から皆が気付いたのだが、本機種ではどうしても技適マークの表示確認をできないようだ。実はNECの別グループ会社でもちろん製品も異なるが、このように、回収騒ぎとなったケースがある。

気になったので、NECのサポート(オペレータによるチャットで問い合わせた。)伝えたことは、

本タブレットは、技適マークの確認が出来ない。
グループ会社では、技適マーク表示がなかった製品が回収された実績がある。

の2点だ。

オペレーターの回答は、調査に時間がかかるために、1週間をめどに調査進捗状況もしくは結果を調べるというものだった。どういう結果になるのだろうか?

オークションで売ったり、中古販売業者に売る際には障害となりえるし、やっぱりはっきりとさせてもらいたい。

2018/8/31追記
LTE等の携帯通信機能があるタブレットの場合、技適マークの表示義務がありますが、TW708のように、Wi-fi、Bluetoothのみの通信機能しか持たないタブレットの場合、技適表示義務はないことがわかりました。お詫びして訂正します。考えてみますと、LTE通信のためのSIMカードスロットがない一般的なノートPCも、技適マークはないことが普通です。

2018/9/30追記
コメント欄の通りleeさんから、Wi-fi等モジュールを組み込んだ場合でも本体側に表示が必要ではないかと指摘をいただきました。私には判断する立場にもないために、コメントに載せる事に留めます。私が保有するノートPCの場合、上記の通り、DELL、HPは技適表示を確認できず、一方で東芝には技適表示がありました。もちろん発売時期も多少異なるため(少なくとも全てWindwos 10を最初から載せて販売されたものですが。)、適用される法規は改正により異なる可能性もありますが。


「NEC WindowsタブレットTW708/CASの技適非表示問題」への7件のフィードバック

  1. 2018/8/31に追記されている内容は誤りです。
    放置すると誤解する方が増えると思いますので訂正をお願いします。
    電波法および付随する総務省令により、特定無線設備には技適マークを表示する必用があります。
    表示の無いものは特定無線設備とは見なされず、外国からの一時滞在者等の場合を除き無免許で使用することはできません。

  2. コメントありがとうございます。これは総務省に確認したうえでの追記です。以下に総務省からの回答を引用します。なお、参考までに手持ちのHPのノート、DELLのノート、いずれもBluetoothもWifiもついていますが、技適表示は確認できません。

    ——————————————————————————–
    **様がご確認されました「端末機器の技術基準適合認定等に関する規則」は、電気通信事業者のネットワークに直接接続する際の端末機器(例:電話機等)の技術基準について定めたものであり、今回の事例には該当しません。

     Wi-FiやBluetoothの技術基準適合証明(以下「技適」という。)については、「電波法」で規定されており、デバイス単体で技適を取得した無線設備を組み込んだ製品の表示については電波法第三十八条の七第2項において、「適合表示無線設備を組み込んだ製品を取り扱うことを業とする者は、総務省令で定めるところにより、製品に組み込まれた適合表示無線設備に付されている表示と同一の表示を当該製品に付することができる。」と規定されています。つまり、技適を取得したモジュールの技適番号を本体に表示することができますが、表示する義務はありません。
     従いまして、ホームページで案内していることについては、あくまでもメーカーが任意で行っていることになります。

     ちなみに、技適を受けた機器を分解すると技適が無効になる場合がありますのでご注意ください。

    *技術基準適合証明制度については、以下の問い合わせ先にお願いします。

    【問い合わせ先】
      総務省 総合通信基盤局 電波部
       電波環境課 認証推進室
       TEL:03-5253-5908

  3. 引用されいている総務省の回答内容に誤りはありません。
    その理解に誤りがあります。

    モジュールと同一の表示をするのは義務ではありませんが
    特定無線設備とみなされるためには技適表示は必要になります。
    つまりモジュールと同一の表示をしないのであれば、
    無線設備全体で技適を取得してそれを表示する必要があります。
    電波法第三十八条の七第2項はその手続きを簡略化できる制度ですので
    その制度を利用しなくてもよい、という意味です。

    お手持ちのHPとDELLのノートに技適マークが確認できないとのことですが
    電池やストレージ、メモリの蓋などをはずした場所にも記載が無いのでしょうか?
    あるいは付属品や取扱説明書にも記載が無いのでしょうか?
    もしもどこにも無いのであれば、電波法上の特定無線設備に
    適合していないことになります。

    1. ご回答ありがとうございます。
      DELL XPS13(国内正規品として購入したもの)については、裏に蓋があり、そこを開けると各国の認証マークが記載されています。例えばFCC、CEマークや日本ですとPCリサイクルマークが確認できます。しかし技適マークは確認できません。もちろん、DELLのPCに表示がないからといって、法律がどうなっているかは別の話ですが。あと、技適マークは原則本体に表示、電磁的に表示のいずれかで、本体が小さいなど特殊な理由の時に、他の記載が認められるとあった気がします(記憶があいまいで原則本体に表示しなければいけない点は間違っているかもしれません)。
      私には、電波法第三十八条の七第2項を読むと、組み込んだモジュールの技適表示を本体側に記載しなくてもよいように読めますし、何といっても、実際に総務省にこういったNECタブレット(wifi及びBTはあるが、LTE等は搭載されていないタブレットで、技適マークが確認できないものについての質問)があるがどうかと問い合わせた結果なので、これ以上真偽を確かめるすべがないというのが実情です。総務省が間違いを認めた等であれば、間違いと判断できますが。

  4. 繰り返しになりますが総務省の解答は一語一句間違いはありません。
    業者は文字通り「組み込んだモジュールの技適表示」を本体側に記載しなくてもよいのです。

    このことと、技適表示の確認できない無線設備を無免許で使用してよいかということは
    直接結びつかないことであり、
    引用されている総務省の解答にも総務省の回答でもまったく言及されていないことですが、
    ★ kenさんがそこを同一視してしまっていることが誤解の源です。

    第三十八条の七第二項を利用しない場合は第三十八条の七第一項に従う必要があり
    その特定無線設備には「組み込んだモジュールの技適表示」ではなく
    組み込まれた本体の技適を取得して表示する必要があります。

    電波法はこちらで確認できます。
    http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=325AC0000000131
    表示方法等を定めた総務省令はこちらで確認できます。
    http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=356M50001000037

    1. lee様
      ご回答有り難うございます。いずれにしても私が判断するレベルは超えておりますので、lee様の指摘もあることを追記に入れ留めます。

  5. lee氏のほうが間違いですね。
    第一項は『登録証明機関』の表示義務の話。
    第二項は『技適を受けたモジュールを組み込んだ製品を生産する業者』の権利の話です。

    要するに
    技適を受けた機器には必ず技適証明の表示をしなければならない
    技適を受けたモジュール製品を無改変で組み込んで製品にしただけなら、モジュール組み込みの完成品の技適はモジュールと同じでも良い

    だがそれ以前にwifiとbluetoothオンリーのPCやタブレットは本体の完成品自体は技適を受ける対象外であり、内部部品であるモジュール単体が技適対象でありこれに技適マークが表示されていれば良い訳なので、セルラー電波その他技適の対象となる電波のないPCやタブレットは第一項はおろか第二項の対象ですらないということです。

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