donedoneの基本プランというのがある。エントリープランだと維持費は0円である。かつて存在した0SIMを彷彿させる。
au回線で、速度は128kbpsである。通常の使用ではかなりきつい低速さだ。テキストベースの5ch読みとかなら行けるのかもしれないが、苦痛に耐えてまで使う気はしない。
私の場合、donedone新発売キャンペーンで、SIM発行料金も無料だったので、今のところこのSIMに1円も払っていないことになる。
しかし不思議なSIMだと思う。povo2.0の様にトッピングで収入を得るビジネスモデルなら分かるが、いったい何で収益を上げようというのだろう?
まあそんなことは置いておいて、どうやって使うかを考えてみた。Googleマップのナビなら行けるのではないかと予想した。
私はバイクではスマホナビをメインで使用しているが、Googleマップの特徴は、
長所
- 渋滞考慮機能が優れているので、渋滞が多い都市部で最速コースを探すのに向く。
- 比較的遅い通信速度でもナビが破綻しない。(比較対象はYahooカーナビ)これは、ルーティング検索時にWifi接続時していると、ルート上のマップをダウンロードしているようなので、それと関係あるかもしれない。
短所
- とんでもなく狭い道や住宅街、狭い堤防などがルーティングされる事があり、バイクならともかく、車での使用は要注意。
- 高速道路を走っている場合にPA、SA、ICといった情報が表示されない(高速道路モードがない。)。
- VICSは対応していないので、独自の渋滞情報は秀逸ではあるものの、それ以外の道路情報は劣る。
こんなところだろうか。いずれにしてもバイクで使うグーグルマップナビならdonedoneで行けそうなので試してみた。
ナビにあてがっているスマホはOppo Reno AでDSDV、つまり2枚のSIMを切り替えて使えるスマホなので、イオンモバイルのSIMとdonedoneのSIMの2枚を差してツーリングに出かけた。donedoneでナビを使い、もしダメな場合イオンモバイルに切り替えるつもりだった。
結果は、donedoneで問題なかった。ナビではなく周辺情報などをGoogleマップで探す場合はきついかもしれないが、単にGoogleマップナビ用のSIMとしてなら問題なさそうであった。ルートに従わず、それたこともあったがリルートも問題なくできた。
もっとも、私の使用環境でたまたま問題がなかっただけで、リルートに時間がかかってしまうという不具合は起こりうるので、くれぐれも使用は自己責任で。