ダイキンエアコンの温度制御の謎


昨年9月にダイキンの2019年モデル、すなわち1年型遅れのATA36WSE7-Wを10畳ほどの部屋に取り付けてもらった。型番は家電量販店エディオン向モデルのもので、ダイキンでは上から2つ目のAシリーズの3.6KW(主として12畳用)に相当する。

ところが、どうも冷房時に冷えすぎるのである。昨年ダイキンの人を呼んで確認してもらってもいる。

例えば29℃に設定しても、26℃を下回る室温に達したりする。室温計がおかしい、エアコンの温度計がおかしいなど考えられるが、Wifiモデルなのでスマホでエアコンが室温何度と認識し、どんな運転をしているかわかる。以下のダイキンアプリのスクリーンショットを見てほしい。

上の2つのスクショは、左が日中ある時点でのエアコンの動作状況、右が左から14分ほど経過した時点のものだ。左のスクショから分かる通り、冷房29℃に設定し、室温は27℃と認識しているにも関わらず、消費電力0.6KW=600Wで冷房運転を継続している。このため室温は下がり14分後には室温は26℃、その時もまだ完全には冷房は止まっておらず、消費電力は0.3KW=300Wだ。設定温度よりも3℃室温が低いと認識してもまだ弱冷房運転を続けている。

上のが別の機会のスクリーンショット。室温設定28.5℃(アプリでは28℃と表示)、室温26℃でも500Wでガンガン冷房がかかっており、室温はさらに下がり続ける。

取り付け当初、おかしいと思ったので、1年以内なのでダイキンのサービスマンを呼んでみてもらった。その際に配管を通した内壁と外壁間の隙間が、標準施工ならパテ埋めなりして閉じるべきだが省かれていると指摘され直してもらった。この状態だと外気温が混じった空気を室温と勘違い、つまり実際の室温より高くエアコンが認識するので、冷房が冷えすぎる原因となりうるというものだった。

加えて、設定温度より2度だったか3度低いとエアコンが認識するまで完全にはコンプレッサは止まらない仕様だとも仕様書の温度カーブと制御のページを指しながら説明を受けた。

さすがにダイキンのサービスマンに直してもらったのだから、施工ミスは残っていないと思われる。故障でもないと言われた。とするとこの温度制御がダイキンエアコンの仕様という事になる。10畳の部屋に12畳用(4.0KW)のエアコンは強力すぎた面もあろうが、狭小軽量鉄骨3階建の3階(最上階)の部屋なので、夏の名古屋だと室温は40℃近い事もあり、エアコンの冷房能力の不足は困るので4.0KWモデルを選んだのだが。

上の状況だと、設定温度より実際の室温が低くなるよう下駄を履いて制御されているだけで、例えば29℃に温度設定し、実際の室温で27℃近辺を目標にすればよいのではないかと思うかもしれない。しかし、

  1. エアコンの冷房つけると設定温度よりかなり低くなる。1.
  2. 1.の様に冷えすぎるのを緩和するためにで、29℃と高めに設定温度をしておくと、室温が下がりきった後29℃程度までエアコンは再始動しないので今度は暑くなる。

設定温度に対して、温度制御される範囲が広すぎて、暑かったり冷え過ぎたりとなる。私の環境では冷房29℃設定で実室温レンジは25.8-29.1℃くらいの感触。

今までエアコンでこのような経験はなく、初めてのダイキンエアコンだったのだが、ダイキンエアコンの冷房運転の温度制御は一癖ある気がする。