クレジットカードといえば、紛失したり、何らかの理由で緊急で連絡を取りたい時があり得る。ところが、0570ではじまる電話番号(代表的なのはNTTコミュニケーションズのナビダイヤル)しかカード裏面に記載がないものがあるようだ。
上記のNTTコミュニケーションズの客先ページにも「通話料金は発信者負担」と売り文句に書かれているが、安くなった電話代8円3分(固定電話やIP電話など)を上回る金額であることが一般的だ。併せて
一般的な050IP電話からは通話不可。
かけ放題プラン等の対象範囲外
海外から架電不可
といったデメリットを持つ。最近コールセンターへかけても長い時間待たされることも多く、ナビダイヤルのようなサービスが存在するのは、客のクレームをできる限り受けたくない客向けのサービスと言えるかもしれない。
とは言うものの、海外でトラブルに巻き込まれることもあり、クレジットカードの連絡先は少なくとも固定電話番号が併記されていることが望ましい。そこで手持ちのクレジットカード発行会社のカード記載番号がどうなっているか調べてみた。
カード会社 | 固定電話番号 | ナビダイヤル | フリーダイヤル |
JCB | ◯ | − | − |
イオンカード | ◯(携帯電話用) | ◯(固定電話用) | |
トヨタファイナンス | ◯ | − | − |
MUFG | ◯ | ◯ | − |
ポケットカード | − | ◯(携帯電話用) | ◯(固定電話用) |
セゾンカード | ◯ | ◯ | − |
ポケットカードのように、カードを拾った人の連絡先が0570とかふざけた会社もある。0120フリーダイヤルはありがたいが、これまた多くの050IP電話からはつながらない。海外からも一般的に不可だ。
実は上記制限の一部例外の050IP電話として、NTTコミュニケーションズの050plusというものがあるが、月額330円の基本料金は他社と比較すると高めの気がする。
海外に行ったときに、問題となるのは、上の表だとイオンカード、ポケットカードだがググれば固定電話番号が見つかるので、私はGoogle Keepに固定電話番号メモを入れている。