在宅勤務でBluetoothヘッドセット


新型コロナウイルスの感染拡大で、私の職場でも期せずして在宅勤務となった。特に4月から5月については、ほとんど職場へ出勤しない日々が続いた。在宅でWeb会議となるとマイクとスピーカーと場合によってカメラが必要となる。この3デバイスは、最近の一般的なWindowsノートPCなら搭載されていて、私が会社から支給されている東芝ノートにも搭載されていた。

問題はスピーカー、一人暮らしでなく妻と犬がいるので、会議音声が筒抜けというのもイマイチ。特に犬は音声に反応して吠える可能性もある。しかも夏なので窓を開けていて近所へ筒抜けでもある。ここは住宅密集地だし。

そこでBluetoothヘッドセットを購入することにした。自腹でもそれほど痛くないように、3000円以内で購入できるものを目安とした。

実は今使っているエレコムのLBT-HSC20MPは、4機種目にしてやっと使える機種だった。

まず、中華2機種(最初の購入機種の性能悪く、追加で別機種を送ってもらったので同じブランド2機種)を試した。どちらもダメダメ。本2機種のアマゾン上での評価は高く、ステマかサクラコメントと思われる。アマゾンは最近中華製品が多く、評価はサクラばかりでカオスと化していると思う。

次に試したのは、某米のヘッドセットでは大手のP社の最廉価モデル、これも気にいるものではなかった。

最後にこのエレコムLBT-HSC20MP。結局これで落ち着いたが、気になる点もあり、他機種と比較して本機種の○と△を書いておこうと思う。なお一般に、この手のヘッドセットはスマホに接続して使うのが一般的だが、Windows 10で使用した感想だ。

LBT-HSC20MPの◯
  • 充電ケーブルがUSB type-C
  • マイク、スピーカー性能が良好(マイク使うならHFP1.6以上=HD Voice対応がベター)。これが一番重要で他機種はダメだった。

 

LBT-HSC20MPの△
  • 音声ガイドがなくビープ音のみ(今時これは…)。
  • 耳に入れる突起高さが高すぎ、フィット感、安定性にかける。自動車の運転時用としてはオススメできず、またアクセスボタンも押しにくい。これが本機種最大の欠点かと。
  • バッテリーはやや短い(あくまでも他機種と比べて)。
  • LEDがやや見にくい。但しあまり重要ではないかもしれない。

 

こんな感じだろうか。完全に満足とは言えないが、価格も含めて妥協できる機種だと思った。

ここで他機種で問題となったトラブル、欠点を列記しておく。

経験したBTヘッドセットトラブル
  • マイク性能がダメ(中華はこれが徹底的にダメだった)
  • 音声品質が良くない。(HFP1.5で使用すると、電話並みの音声品質となり、どうしても音が悪い。中華はこれもダメだった。)
  • BT接続が安定しない。(論外だが、某米P社品でこれを経験。)
  • 聞こえる音声が小さい。(ボリューム最大での話。某米P社品で経験。)
  • アンドロイドスマホに接続させると電池残量が表示されるが、この値が全ての機種(エレコムLBT-HSC20MP含む)でいい加減だった。

 

加えて、Windowsノートで使用する場合、2種類のBTプロトコルがありうる。

2種類のBTプロトコル
  1. HFPで接続し、ヘッドセットのマイクとスピーカーを使う。
  2. A2DPで接続し、スピーカーはヘッドセット、マイクはPC本体を使う。

 

1は上にも書いたとおり、バージョン1.6以上でないと音声品質が劣る。2は実は相手の声の品質は一番良い。元々音楽を聞くためのプロトコルだし当然だが。ヘッドセットのマイクを使う事はできないので、ノートPC本体のマイクを使うことになる。ヘッドセットがワイヤレスであるメリットは落ちるが、私のPCではマイク音声は結構距離が届き、音質はこれが一番良い。

どちらで接続したかは、コントロールパネルのサウンドで再生/録音タブで確認できる。再生タブで、「デバイス名 Hands-Free AG Audio」が使用されていれば、1で接続されており、「デバイス名 Stereo」が使用されていれば、2で接続されていることを示す。

エレコムからは後継機種が発表されたようだ。仕様は同一で、形状は微妙に違うが、中身が同じか不明だ。

ここまでBluetoothヘッド選びは奥深く、最適なものを探すのが結構大変なのは意外だった。