OPPO R15 Proを購入した。
まずこの機種の選定理由は、私がスマホに求める以下4つの仕様を満たすものは、実質この機種しかないのだ。
- SIMロックフリーのアンドロイドであること。
- おサイフケータイ機能が搭載されていること。
- 防水であること。
- DSDSもしくはDSDVであること。
1,2の説明はいいとして、3は将来的にサブ機に格下げしたときに、バイクナビとして活用できるため。4は海外渡航時に現地SIMを入れておくことで利便性が増すためだ。
正直4は頻度が低いのでなくてもよいとすれば、Google Pixel 3やHTC U12+あたりも候補に上がってくるが、両方共に10万円前後となり、流石に高い。
OPPOは世界第5位、日本で展開する中国勢では、最近何かと噂のHuaweiに次ぐ2位の規模なのだが、正直情報が少ない。OPPOで気になっていたこととしては、
- ColorOSという独自のカスタマイズがなされていること。
- 高速充電規格がQuick Chargeの様な普及している型式ではなく、OPPO独自のもの。
の2点だった。参考までにOPPOは今だにmiro USBなのだが、個人的には他のデバイスがまだType Cでないものばかりなので、私の場合は逆にありがたい。
そして購入2日目にして、上記1による問題にぶちあたり、解決はしたので、以下に備忘録として残す。常駐アプリ共通の問題だ。
気がついた問題は、愛用するLalaCallというIP電話アプリが起動しておらず、電話受けができないことだった。加えて、一旦起動し常駐しても、メモリー開放操作を行うと落とされてしまうことの2点だ。この問題はLalaCallに限らず、LINE電話受けなど常駐を前提としているアプリ全般に共通する。
この問題の解決は以下の3点の設定を実施すれば良いことがわかった。
1)フォンマネージャの設定
OPPOのスマホには、青いアイコンで盾のマークのフォンマネージャーというアプリがプレインストールされている。これを起動し、プライバシー権限ー起動マネージャーを選択すると、以下の画面が現れる。ここで、スライドバーを右に設定し、起動許可を与える必要がある。

2)□ボタンを押してロック
□ボタンを押せば、メモリー開放のためのページに変わると思うが、ここで、メモリー開放をしても、落とされたくないアプリをロックする必要がある。やり方は、当該アプリを下にドラッグして離すと、下の画像の通り、左上に鍵のアイコンが表示され、ロックが掛かる。

実はここまでの設定だと、DOZEモードに入っている常駐アプリは、電話受けでも直ぐに目を覚まさず数秒遅れるようだ。つまり省電力設定を変える必要があるのだ。よって即時反応が求められるIP電話アプリの様な場合は以下の3)が必要だ。
3)バッテリー省電力設定の解除
設定ー電池ー電力消費保護で、省電力設定解除を行うアプリを選択すると以下の画面が出る。ここで、バックグラウンドのフリーズとドーズを解除すれば良い。

以上の3点を実施すれば、うまくいくことを確認した。再起動しても自動起動することも確認した。普通のアンドロイド端末ならこんな設定は不要なのだが、ColorOSはいろいろとあるようだ。
ハードウエアの出来自体は文句はなく、使いこなせれば悪くはない。これからも気がついた点はここにまとめて行こうと思う。