インプレッサの販売比率


新たに完成車検査の不備でリコールが発表された。そして予想通り今年3月生産の私のインプレッサも対象になった。まあその話は置いておいて、リコール対象が型式別台数として発表された。完成車検査の問題だからある期間に生産された全数を意味し、裏返せばインプレッサの購入契約者が、どの形式を希望して契約したかの裏返しであり、どの型式のインプレッサが好まれているかなどわかって興味深いのでまとめてみた。但し2000ccと1600cc、セダン(G4)とハッチバック(sport)、FWDとAWDの生産台数の違いはわかるが、例えば2000ccのグレードi-Lとi-Sは同型式のために区別することはできない。

まずは発表された生データ。生産期間は2018/1/9~2018/10/26だ。一応念の為、G4が4ドアセダン、スポーツが5ドアハッチバックだ。

型式

インプレッサG4

GK2 GK3 GK6 GK7
1600cc FF 1600cc AWD 2000cc FF 2000cc AWD
生産台数 940 757 1099 1754
型式
インプレッサ
スポーツ
GT2 GT3 GT6 GT7
1600cc FF 1600cc AWD 2000cc FF 2000cc AWD
生産台数 5508 3791 3224 4886

 

ここから読み取れるデータを纏めてみた。

インプレッサのハッチバック比率 79.3%
セダンの2000cc比率 62.7%
ハッチバックの2000cc比率 46.6%
全体の2000cc比率 49.9%
セダンのFF比率 44.8%
ハッチバックのFF比率 50.2%
全体のFF比率 49.1%
1600ccのFF比率 58.6%
2000ccのFF比率 33.0%

 

まず全体でインプレッサの8割近くが5ドアハッチバックだ。セダン不人気を裏付けた形だ。次に排気量だが、セダンは2000ccがやや多く、ハッチバックは1600ccがやや多く、全体ではほぼ半々のようだ。実はセダンはAWD率がやや多く、ハッチバックがFFとAWDでほぼ五分五分なのと比べてやや傾向が違う。さらに言えば、ハッチバックは1600ccのFF、つまり最廉価型式が一番多いが、セダンは全く逆で2000ccのAWDの最も高価な型式が最も多い。セダンとハッチバックでは顧客層がやや異なると思う。

主要国で売られるインプレッサの仕様を調べたことがあるが、調べた範囲では海外モデルは全てAWDで、FFが売られているのは日本のみだった。一方で日本では約半数がFFで、インプレッサのFFも意外と支持されていることがわかる。

こうやってインプレッサの製造実績数を型式別に見てみるとなかなか面白い傾向だと思う。


スバルの失態とリコール


最近毎日のようにスバルのリコールのニュースが報道されている。スバル車を所有するものとしては、また来たかという思いなのだが、それぞれよく考えるべきことがあるように思って整理してみた。

1.完成車検査の不正によるリコール

これがリコール騒動の発端だった。私がインプレッサの購入契約を結んだのは今年の2月だが、すでにこの問題は報道され始めていた。私は問題が発覚し、報道された後の契約/生産だからこの問題は過去の問題になるだろうと踏んでいたが、甘かった。結局今年10月生産分までが対象となったので、私のインプレッサもリコール対象となるのだろう。(まだ正確にはわからず。)

もちろん法規に沿った検査をしていなかったのだからスバルが責められて当然なのだが、下に書いたとおり完成車検査が実効性がないものであるとしても、スバルは問題発覚後も法規に沿わない検査を続けており、流石に企業体質を疑ってしまう。

一方でこの完成車検査、あまり報道や議論がされていないが、どうやら前近代的な検査項目で実効性が低いために一部の車メーカーに軽んじられたらしい。つまり現在の自動車技術、生産技術、品質管理技術にとてもあっているとは言えない検査項目らしい。だとすれば国土交通省役人の不作為責任が大きそうだ。事実スバルは輸出が多いが、アメリカを含む輸出した車両は、完成車検査の不適切が理由でのリコールはないようだ。だとすれば、日本の完成車検査は自動車の品質を確認するのに実効性がない無駄な検査と言ってしまえるかもしれない。もちろん法規を守るのがルールだからリコールは必要だが、ユーザーとしてはすぐさま車の品質や安全性に関わる問題ではないと思っても良さそうだ。但し、ここまでスバルの態度が改まらないと、リセルバリューが下がるという不利益を被るのはスバルオーナーだ。

2.バルブスプリング不良によるリコール

これは重大だと思う。バルブスプリングが破損すれば、バルブを閉じることができなくなり、シリンダーとバルブが衝突してエンジンは損傷するし、そのまま走行不能になるから非常に危険な欠陥だ。もちろん海外向けの分もリコール対象になるようだ。

スバルのエンジンは水平対向エンジンだからバルブスプリングがあるシリンダーヘッドはエンジンの横側に位置して上からアクセスできない。だからエンジンを下ろして作業する必要があり、作業に2日かかるという。(現実には修理拠点で実施するので輸送を含めて1週間ほど?)水平対向エンジンならではの対策の難しさだ。例えばトヨタも過去にV6の3.5Lエンジンでバルブスプリングの交換をリコールで実施しているが、V6エンジンならバルブはエンジン上部からアクセスでき、作業は比較的容易だろう。

実は忘れてはいけないのは、バルブスプリングが対策品で製造が開始されてから既に5年以上経過していること。つまりスバルは5年前にはこの問題に気がついており、新たな生産分については対策を実施していたことになる。そして既に問題があるバルブスプリングで生産された車は5年間放置された。これは、非難されても仕方がないと思う。水平対向エンジンだから交換は大変だと考えて交換を躊躇したのかもしれないが、もたらせれる危険は重大であり、結局スバルに対する信頼は大きく毀損されたと思う。

正直今回の一連のスバルの対応はまずいことが立て続けに起こってますます信頼を失う結果となった。一方で完成車検査の妥当性については、ぜひ議論して、意味のある検査にしてもらいたいもの。無意味な検査を日本向けのみ実施するのなら、結局日本の消費者が不利益を被ることになると思う。


インプレッサの冬タイヤのサイズ選択


そろそろ冬も近くなってきたのでインプレッサの冬タイヤを探すことにした。

標準タイヤは205/50R17だが、冬タイヤはそこまでは要らないということで、価格重視でインチダウンして選ぶことにした。1600ccのタイヤは205/55R16だが、マニュアルには195/60R16でも大丈夫な事があるし、冬タイヤは特に圧雪路の場合、圧力が高いほうが食い込み、幅があまり広くない方が良いと聞いたこともある。ネットで情報を探してもこのサイズで大丈夫だったというものを見つけたので、このサイズにすることとした。

問題はホイルだ。マニュアルによると、6.5j、PCD 100mm、5穴でインセット値は55mmとある。PCDは114mmが多かったり(例えばセレナなど)、なかなか思うホイルが見つからない。結局、イストやウィッシュに用いられるインセット48mmのもので手を打った。

まだショップで手配はしたが、取り付けはしていない。