15年ほど前に買ったONKYOのINTEC205のCDチェンジャーが完全に壊れた。メーカーはとっくの昔に見限っていて修理はできないし、せっかくSynologyのnasに入れたFLAC音楽ファイルがあるのだからと、CDプレーヤー兼アンプ兼ラジオ兼DLNAプレーヤーを探したら、Pioneerブランドでちょうどいいのが見つかった。XC-HM86だ。
実はXC-HM86には下位機種XC-HM76と実質の上位機種NC-50がある。
XC-HM76とは説明書が兼用になっている事からわかる通り、機能は全く同一だ。但し、XC-HM76はスピーカーが同梱される(XC-HM86はスピーカー別売)点が異なる。スピーカー同梱で、XC-HM86よりやや安い価格設定なので、その分アンプ等の性能が抑えられている印象だ。自分の場合、スピーカーはINTECのD-102TXというスピーカーをそのまま流用することにしたので、XC-HM86の方が都合がよい。
一方の上位機種のNC-50は、フォーン入力端子、デジタル同軸入力端子等が備わり、アンプもさらに高級なようだが(但し実用最大出力はXC-HM86の方が大きい。)、入力端子群にも、さらなる高級なアンプにも興味がなかったので、XC-HM86にした。
いろいろと、注意が必要な点、特にSynologyのDLNAの設定や作業など留意することはあった。これはXC-HM86の問題というよりは、SynologyのMusic Station(DLNAサーバー)の問題だ。いずれにしてもXC-HM86をとても気に入った。
オーディオ事業が不振だというのもわかる気がする。これだけのものが実売3万円台で売られている。私が中学生の頃ならラジカセがやっと買える価格だった。本当に安くなったと思う。
留意点や使用感などはまた別記事にする予定だ。