早いもので、プレマシーを買ってもう4年になる。今日12ヶ月点検に行ってきた。点検を待っている間、アクセラスポーツ15(グレード忘れた)が展示されていたので、いろいろ眺めてみた。
ハッチバックだから、荷室は広くはないが、まあ必要にして十分かなあと思った。ただ、フロントノーズが長い魂動デザイン(実質4-2-1排気システムを収めるためか?)ということもあって、車長方向にキャビンは狭いのではないかと思い、まず運転席を自分のドライブポジションに合わせた上で、後席足元の広さを見てみた。
うーん、やはり狭い。間違いなくプレマシーより狭い。後ろに座る人はこれでは窮屈だろう(参考までに私の身長は180cm)。もう一つ気になったのは、センターコンソル後ろの出っ張りだ。FRでもAWDでもないのに、これはどうして出っ張りが大きいんだろうか(写真ではちょっと高さがわかりづらいが)?プレマシーも若干出っ張りがあるが、ここまで高い出っ張りではない。
席に戻ってドリンクを飲んでいると、私の担当営業がやってきて、色々と話し始めた。アクセラは元々2000ccのガソリンもラインナップにあったことは知っていたが、新設された1500ccのディーゼルと価格帯がかぶるためか廃止されてしまった。営業マンが言うには、両方あった時代に売れていたのは1500ccのガソリンだったとか。私のように短距離走行を繰り返すドライバーにディーゼルは向かないのでガソリンを選択しようとすると、今のラインナップでは1500ccしかないのである。
試乗してみてもいいですよというので、試乗させてもらった。但し、試乗車は15Sのセダンで多少違う。
走り始めて思ったのは、やや加速はもたつく感があるが、プレマシーは車重が1500kg、アクセラは1270kgなので、230kg車重が軽い。そんなこともあって思ったほどにはたるくはなかった。但し、高速走行をした場合には、また違う感覚となるかもしれない。
足回りはプレマシーもハンドリングはミニバンとしてはかっちりしている方だが、やはりアクセラ(セダン)であることと、一世代新しい事もあって、ハンドリングはしっかりしているし、走りは上質と感じた。ヘッドアップディスプレイも視線移動が少なくてすむので、ドライバーにとってはありがたい。ブレーキの剛性感もしっかりしたもので、マツダは走りに手を抜かないなあと改めて思うのだった。
ただ車内、特に後席の狭さはやはり気になる。同じ価格帯だとインプレッサ1.6lあたりとぶつかるのだろうか?おそらくは4-2-1排気システムみたいなことをしてないスバルのほうが、エンジンルームは短くでき、車内や荷室は広いのだろう。まあアクセラに広さを求めるのは間違っているのかもしれないが。
マツダはディーゼルで押しているが、本来ディーゼルと、ガソリンはメリットデメリットが違うので、オーナーの走行パターンで最適なエンジンを選びたいところだ。せっかくしっかりした足回りを持っているのだから、是非ガソリン2000ccを残して欲しかった。