最近宅配便最大手のS社が人手不足とドライバーの負担が大きくなっていることから、宅配サービスを一部見直す予定であることがニュースとなった。確かに日本の宅配便のサービスはすごいと思う。日本のサービスばかりを受けているとわからないが、FedExのような外国企業のサービスを受けると、いかに日本の宅配サービスのレベルが高いかよくわかる。夜間や休日配達なんてFedExはしてくれない。公式には時間指定再配達もできなかった記憶。
そして日本の宅配便企業の双璧といえばS社とY社だが、微妙にスタンスが違う。どうもS社は荷主目線で、通販業者でS社が多いのは、おそらくは運送料が安いのだろうと想像する。
一方で、Y社はもともと荷受人目線でサービスを広げてきたという印象がある。実際テレビCMも、S社はあまり記憶にないが、Y社のCMはよく覚えている。
人手不足なのはS社もY社も同じだと思うのだが、Y社の方が荷受人目線で努力している印象がある。通販業者によっては注文時に配達日時を指定できない所もあるが、Y社は配送中であっても、スマホやPCで配達時間の変更を出来る。実はかつてS社に同じことを期待して、電話したのだが、現在輸送中(東京から名古屋の輸送)のため、指定できないとあっさり断られた。しかし、だからこそ不在持ち帰りが増えて自らの首を絞めているのではないかなと思ったりする。
人口減で、人手が集まりにくくなる時代だからこそ、サービスも働き方も変えなければいけない時期なんだと思う。