中国の手荷物検査


中国の手荷物検査、至る所で行われている。空港は乗るときはもちろん、建物に入るとき、地下鉄の駅(但しいい加減)、そして鉄道駅やバスターミナルだ。

先日の蘭州旅行で取り上げられたもの

  1. はさみ(なんでそんなものをというのだが、連れは薬のシートや買ったもののタグ外しなど、旅行に必ず持参する。)。これは搭乗時であれば、預け荷物に入れれば事足りぬのだが、預け荷物が存在しない高速鉄道に乗る時に取り上げられた。
  2. 頭髪用ムース。実はロゲインという毛生え薬なのだが…。これは中部国際空港の係員に尋ねたら、機内持ち込み手荷物に入れてほしいということだった、ところが、高速鉄道に乗るときは、これまた問題視され、取り上げられた。

ということで、中国の高速鉄道は警戒も厳しく、色々と取り上げられるので、ご用心あれ。参考までに取り上げられたヘアームースの写真を以下に載せておく。

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本場四川の回鍋肉にキャベツは入っていない


今日も錦水苑へ出かけたのだが、初めて四川料理を食べる人が、店の人と話していた。回鍋肉といえば、日本人には馴染みのある中国料理、実は四川料理で、多くの人は肉とキャベツの味噌炒め、しかも味は甘いものだと思っている。しかし、本場四川料理の回鍋肉にキャベツは入っていないし、甘辛くもない。ぜんぜん違う料理と言っても過言ではないと思う。そしてそう、錦水苑は中国四川と基本的に同じ味の料理を出している。

このように日本と中国で全く異なる中華料理と言うのは結構多い。四川料理というと遠がらしで辛いと思うかもしれないが、唐辛子だけではない。例えば麻婆豆腐は麻辣と味が表現されるけれど、唐辛子だけではなく、しびれる山椒の辛さも特徴だ。

中国に行って、中華料理がこんなものだとは知らなかったと思うことは多々あると思う。だから、中国で中華料理を食べても、日本の中華料理に慣れた日本人がおいしいと覆えるかはまた別の問題だと思う。

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錦水苑の回鍋肉。本場四川と同様にキャベツは入っていない。甘くもない。


台湾映画「湾生回家」を見てきた


台湾映画「湾生回家」を見てきた。台湾映画だが、音声の7-80%は日本語だ。「湾生」日本が台湾を統治した時代に、台湾で生まれた日本人のことを言う。「回家」とは家にかえるという意味なので、「湾生」が、故郷へ帰るという意味になる。

日本統治時代は、統治者の日本人、統治される台湾人ということになるが、そう簡単に割り切れるものではなく、ともに友情もあったし、日本の敗戦に伴って、台湾を去らざるを得なくなったときに、いかにして台湾に残るかを考えた湾生も居た。彼らに取っては間違いなく故郷は台湾なのだ。

この映画は、台湾映画であり、監督も台湾人。台湾では大ヒットとなったそうで、観客動員数は16万人に達したとか。日本の5分の1に過ぎないことを考えると、かなりのヒットだろう。それにしても、こんな湾生たちに暖かく寄り添う台湾人の人々が本当に印象的だった。

もう一つ驚いたことがある。台湾で生まれ育った湾生たちの戸籍が今でも台湾に残っていることだ。蒋介石時代は反日政策一辺倒だったから、そのような物が残っていなくても不思議ではないと思っていたのだが、しっかり残されているのだ。湾生たちのアイデンティティを示す重要な書類、このシーンにも心を動かされた。

そして、台湾人がどういう思いでこの映画を見たのかとても気になるのだった。

もっと日本でも知ってもらいたい映画だけど、この映画の存在を知る日本人は少ないのではないかと思う。先に書いたとおり、日本語がほとんどなので、現地でDVDなど販売されたら是非購入しようと思っている。

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「湾生回家」の映画パンフレット


平湯温泉、白川郷へ行ってきました


連れが実家へ帰省して一人。家にいても仕方がないので、一人フラフラと出かけてきました。気象庁が大雪のため不要不急の外出を控えるようにと警鐘を鳴らす中雪国へ。大概酔狂な男だと思う。

まず向かったのは平湯温泉。ここは高山市から30kmほど西へ行った長野県への県境も近く、有名な乗鞍の近くだ。(長野県へ抜ける安房峠道路は冬期も通れるが、流石に乗鞍は冬期は閉鎖)

ケチって200km弱を下道で向かったのだが、途中の国道361号は「美女街道」と呼ばれている。詳細が知りたい方は是非ググって見てください。

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美女街道こと国道361号

ひたすら進む。今回は高山市はかすっただけで平湯温泉に向かった。参考までに海抜を調べてみると、高山市(といっても東西に80km、南北に55kmもある!)の市役所海抜は573m、平湯温泉の海抜は1250mなので、標高差約700mで、高山市中心部よりも数℃は気温が低いことになる。実際道は険しくなっていく。

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凍結注意!気温はマイナス6℃

それでやっと平湯温泉到着。雪のお陰で静かで良い。しかし客は6人しかいなくて一組の老夫婦以外は自分を含めて一人客。なんだか、かまいたちの夜を思い出す(古い!)。

温泉に浸かりゆっくりして翌朝自分の車に行ってみていると写真の通りまさに埋もれていた。掻き出すのに30分位かかった。しかも敷地内はあまり除雪されておらず、スタックしたり大変だった。後ろもよく見えないし。

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雪に埋もれた我が車。一晩でこの有様

朝食後、旅館を後にした私は、意を決して豪雪地で有名な白川郷へ向かうことにした。途中は山下りなのだが、35km/hくらいでとろろと走っていたら、大型バスに煽られた。よく見ると現地の車はみんな数十km/hで飛ばしている。例えば通常50km/h規制の道路を皆50km/hで走っている感じ。試しに我が車で速度を上げてみると、そこそこ行ける。但しヘアピンではアンダーステアーになって、アクセルを戻すとグリップが復帰して、ハンドルを修正する(要するにタックインしている。)。慣れてくると面白いが、プレマシーのトラクションコントロールの警告灯は点きっぱなし、i-DM先生には怒られる。ホイルスピンしても同じく減点されて、なんと1.0点と表示される。

外気温が-10℃とかなので結構厄介。ワイパーを動かしていても、雪が再凍結してガラスの表面にへばり付くので、フロントガラスが見にくくなる。このためエアコンをデフロスターにする必要あり。でもそうすると足元がかなり寒い。まあ安全第一だし仕方がない。サイドミラーも凍りついて来て見にくい。まあ、寒冷地仕様車にヒーターミラーが付くのかよく分かる。

それで100kmばかり下道を走って白川郷到着。観光客でごった返しているが聞こえてくるのは90%中国語。日本も変わったものだと思う。

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雪の世界遺産白川郷は風情あり

その後、並行する東海北陸自動車道はどうせ雪で50km/h規制だろうと、国道156号経由、つまり下道で200km弱帰ることにした。流石にこんな日はほとんど車が走っておらず、快適そのもの。高鷲くらいまではほぼ制限速度で巡航できました。カウンターステア当てまくり(笑)。何度か除雪車を追い抜いた。除雪してもらえるからこんなドライブが楽しめるわけだし。ほとんど信号はないっていうか、あまりにもないので信号の前にはこの先信号ありの標識がある。

高鷲まで来るとスキー帰り?の他県ナンバーの車も多くなり40km/hくらいでノロノロになる。まあ仕方がないね。

こうして合計500km弱の一般道の旅を楽しんできました。


トヨタクラウンロイヤルHVのコストダウン


父が車を買った。もう後期高齢者となり、歳なのでこういう車がよいと思うのかもしれないが、トヨタクラウンロイヤルのハイブリッド、興味がわかない車なのでよく見なかったのだが3つのうちの中間グレードのようで、車両価格は500万円程のようだった。私だったらそれだけ金があればもっと別の車を買うだろうが。。。

まあ、そんなことはよくて、早速CDをナビに録音しておきたいという。当然のごとくこのクラスの車なのでナビはメーカーで標準装備されたもの。マップと録音音楽ファイルは別々のmicro SDを持っていて、音楽は音楽専用のSDに録音される仕組みになっていた。最近の普通のナビならまあそんなものだろう。ところがである、いざCDを入れて録音しようとしたら、ナビはSDカードがないと警告を出す。確かにスロットを見るとそこにはマップナビは当然に装着されているのだが、音楽SD用スロットは空なのである。

父は購入したトヨタ店ディーラーの営業に電話をかけて確認すると…、なんと音楽録音用のSDカードはオプションなのだそうだ。えーーーー。本体価格が500万越の車に標準装備されたナビの録音用SDカード(8GBならアマゾンで数百円)がオプションなのだ。車両価格の1万分の1じゃん!?

トヨタのコストダウンには本当に頭が下がる思いがする。たぶん自分にはトヨタは無理だと確信した瞬間だった。


スマホについていない


次のスマホが決まらない。まずもうスマホはメーカーによって、少なくとも性能(信頼性を除く)は、横並びになりつつあると思う(コモディティー化してきている)。そんな中、日本の携帯端末メーカーは次々と撤退していき、日系メーカーで残っているのはソニーのみと言っても過言ではないと思う。そのソニーも日本では基本的にSIMフリー端末を出そうとはしないので私は買う気はしない。他の日系メーカーも日本のみで商売していたり、自社ブランドで台湾メーカーなどにOEM生産してもらって海外で販売しているケースも多いからだ。そしてそのソニーですら業績は良くはなく、現にタブレットからは撤退したし、そう遠くない将来、ソニーも携帯端末事業から撤退することになるのではないかと思っている。唯一プレミアムブランドととして成功しているのがアップルだろう。日本ではアップルのシェアが異常に高い。PCのときも日本はアップルのPCが受け入れられた特異な?市場だったと思う。

自分が購入して失敗したスマホは多くは日系メーカーのものだ。

1)N社のSIMフリー端末

何故かSMSなしのSIMと抱き合わせ販売なのに、セルスタンバイ問題が生じ、バッテリー消費が激しい。SMS付きを入れることでなんとかなったが、最後まで供給したメーカー、MVNOキャリアは問題の存在を認めなかった。

2)F社のSIMフリー端末M02

画面に有機ELを採用した端末だったが、画面割れが多数報告された。加えて動作が非常に緩慢で、とても使い続ける気にはならなかった。なお後継では液晶画面に変更となったらしいが、後継機のくせにスペックはほとんど変わらず、時代遅れの端末となった。

3)K社のSIMフリー端末S301

ロースペック端末だが、microSDに音楽ファイルを置いて再生すると時折確実に音飛びを起こす。本体メモリーに置けばよいのだが、ROMが8GBしかなくかなり厳しい。

4)韓L社のNexus 5x

動作/基本性能は申し分なく、非常に気に入っているのだが、最近ハードウエア不良に基づくブートループ(再起動を繰り返す)が報告されている。いつ起動不能になるかわからず正直爆弾を抱えた端末を持っているようで、いい気はしない。購入後1年過ぎた日本の客はほったらかしにされている模様(キャリアで端末破損契約をしていれば別だが)。

こうして考えてみると、総じて日系スマホのスペックは時代遅れで、OSのアップデートもしない。それでいて、ハードウエアが優れているかと思うとそうでもないが、本体価格ははっきり言って割高。これだと、何れ日系スマホは消え行くなと感じる。だからといって、アンドロイドで欲しいと思える端末になかなか出会えないのも事実だし、電話でもあるので、ある日突然故障では、本当に困る。こうしてなかなか次が見つからないのだった。


中国国内で香港中国聯通(China Unicom)のSIMを使用


先日の記事にも書いたが、今回の中国旅行では、香港の題記SIMを使用して、通信を試みた。China Unicomは3Gが日本と同じ、W-CDMAのため、日本のSIMフリー機を使用して通信するには相性が良い。一方で、最大手の中国移動(China Mobile)は3GはTD-SCDMA、LTEがTD-LTEだったりと、殆どの日本の端末では接続できないと思われる(私はNexus 5xなので、LTEは問題ないが、3GのTD-SCDMAは対応していないので、やっぱりやめたほうが良さそう。)。

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私が使ったSIM。アマゾンで2000円ほどで売られている。

ローミングデータ通信をONにすることを忘れないこと。あくまでも香港のSIMだからだ。APN設定は、パッケージにも書かれているし、そんなに難しくはない。7日間有効とあるが、12/28朝に開通手続きをしたところ、1/4の23:59まで有効とSMSが飛んできた。なので、開通日を含めず丸7日間使えるようだ。

国内サイトを見る限りは、速度的には問題がない。また、テザリングも可能なので、Windows PCもそこそこ使えると思う。但しパケット消費には注意が必要だが。

一方、既に書いたとおり、海外のサーバーに接続してのサービスには難がある。上海ですら電波は圏内なのにLINE電話が通じない現象に出くわしたので、あまりあてにはできないと思われる。まあ、中国と外国とのネットワークが不安定なのだから、どのSIMを使おうと、あるいは、ホテルのWIFIとVPNを使用しようとどうにもならないと感じた。VPNで日本と結んでしまうと、中国サイトを見るには日中間を往復する必要があり、非常に遅くなってしまうし、見るサイトによっては考える必要ありだ。

私が難があると感じたのは、LINEとSMARTALK、そしてGoogleのplayストアでアプリを更新しようとしたところ、playストアを閲覧はできるが、アプリダウンロードは待てど暮らせどできなかった。またFacebookも時々アクセスできなくなった。

何れにしても中国は特殊な国であることは間違いがないなあと、インターネット一つをとっても思うのだった。


蘭州市観光


蘭州市は甘粛省の省会(省都)だ。シルクロード上にある要所で、河西回廊の始まりでもある。市内中心部には黄河が東西に横切っている。黄河は甘粛省の隣の青海省を源流とし、蘭州まで至っている。源流から近いので、川幅は日本の一級河川と同じ様なものだ。今日は黄河のほとり白塔山公園から歩いてみた。

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公園名の由来となっている白塔

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頂上付近からは黄河を望むことができる。鉄橋は後述の黄河第一橋である中山橋

黄河にかかる蘭州市の中山橋は、源流から最初の橋のため黄河第一橋とも呼ばれている。

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黄河第一橋(中山橋) 像は玄武

橋の中ほどからは、モスクも見える。実際イスラム料理、イスラム教徒をよく見る。ここがシルクロード上で文化の交差点であることがわかる。

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黄河に面したモスク

蘭州市の人は素朴で、タクシーの運転手が私が日本人と知ると、日本のお金はないかと言う。それで50円玉をあげると喜んでその分運賃を割り引こうとする。あげるよといって普通に運賃を払って降りた。昔の上海や北京もこんな感じだったと思う。

実は炳霊寺石窟に行きたかったのだが、冬は船が少なく旅行社で難しいといわれた。今日も雪が朝方降っていて氷点下7-8度まで冷え込んだかもしれないが、風はなく動き回る分にはそう寒いと思わなかった。私は夏より冬の旅行が好きだ。